たのしい就職活動4日目
- アーティスト: Strokes
- 出版社/メーカー: Rca
- 発売日: 2003/06/30
- メディア: CD
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たのしい就職活動1日目
出会い・新生活の4月。
現在、僕は22歳。
あと一ヶ月もすれば23歳。
滅菌された部屋で過ごし、血迷いもなく育った同級生なら新卒でスルリと就職先をとうの昔に決め、大学は単位が有り余るくらいの卒業、配属先も決まり緊張、緊張の月。でならなければならない筈である。
しかし僕はというと、2年前に適当に入った専門学校を卒業したのち、アイ・アム・ア・レジェンド。プリーズ・コール・ミー・ジーニアス。と言わないばかりに毒にも薬にもならない創作活動を盾にし、職と住居を転々。
しかも振り返ればやったつもりの創作活動もほとんど何もしていなかった。
少し漫画をネットに上げたり、知り合いと曲を作ったりしただけで満たされた気持ちでいた。
恐らくしていたつもりの残りは全て脳の中で完結していたものなのであった。
結論、この二年間を芯もなくヘラヘラと半笑で暮らしていた、という訳である。
就職活動1日目である今日、
専門学校に就職先を探しにいっただのが、僕のバイトをすべて一年以内にやめてしまっていて失業保険も貰えないポロポロのキャリア、役に立たないマニュアルの自動車免許と英検二級取得。Oh,Shit.
高速道路へ電動付き自転車で乗り込む僕に進路科の先生は頭を抱えていた。
「すいません、これでずっと走ってきたもので…。」
と心の中で手を合わせ謝り、苦しまぎれに紹介してくれた「新卒紹介予定派遣」という聞き馴染みのない集いに登録させられた。
なんでもそこに行けば研修も込みで社会人としてのモットーを叩き込みながら働かせてくれるという。即ち、就職少林寺木人拳なのである。
金曜日に木人拳説明会を予約し、今日は終了。
3時間ほど話し込む意気込みで、母校に向かったのだが、その登録が終わると担当の人は消え、
「あ、帰れってことね。」と、察しコソコソ帰ったのであった。学校には他の未来がいっぱいいるし、しかもキラッキラの新学期。いちいちこんなノンキャリ糞既卒には構っていられないのである。
そして家に帰りゾンビーバーを観て、
Boys Ageを聴いた
夕方にダラダラ聴くと、とてもチルでドープだぜイェー。
おい、そこの新就活生。
マジでちゃんとしなきゃ死ぬぞ。
ほんとにだぞ。