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okamotoのたのしい就職活動

17足ほど遅く楽しく就職活動する日々を綴るのである。

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カミツキガメのように獰猛な日差しで威嚇していた11月があっさりと冬に顔を変えた。

昨日は三社目の面接を受けたのである。


前の日にコンサート設営のアルバイトをぶち込まれて、当日起きたのは12時前。

訳あって履歴書を書き直さなければならなかったのだが、そう言われてからしんどいから明日しようぜの繰り返しで何にもしていない。

さすがは新鋭無頼派のokamoto。

太宰に脇腹をどつかれる具合に怠惰である。


15時から面接。

一旦、現実逃避で寝るフリをした。


しかしそうは言っていられない。


チュン・リーのようになめらかな動きでベットを離れパジャマのまま履歴書を書く。


綺麗汚いは関係ねぇと、ほとんど殴り書きのように履歴書を書く。

中学生が初めてギターで作ったスリーコードの曲、もしくは「俺は園子温だ!」並みの初期衝動が文字に現れる。

桂子ですけど+俺は園子温だ! [DVD]

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順調に書き連ねていくが、序盤でミスる。

自慢ではないが、下書きなしで履歴書一枚書くのに一度で7枚くらい間違えるのだ。

地球温暖化を止めるには、私の就職活動をまず止めるのが最善だろう。


そんなこんなで2枚目を出し、また書き殴る。

皮肉にも丁寧に書いた時とあまり汚さが変わらない事実に気がつくも、30分ほどで書き上げ、スーツに着替えてそのまま電車に乗った。


電車の中で、志望動機を覚える。

完全に遅すぎるかもしれないが、私は本当に怠惰なのである。

乗り換え駅までひたすら暗誦し、どの角度から責められても無敵になった。

頭を振ると全て溢れそうなので、頭にペットボトルを乗せて歩いているみたいにゆっくり歩いて最寄駅まで。


待ち合わせ場所に着く。


就職活動支援の担当の女性(高校生の息子有)が現れるが、

もう半年以上担当してもらっているので、なんとなく仲良くなり面接前に談笑しているとこれ少し押せば付き合えそうじゃない?と勘違いするくらいの変なムードになり、世界が歪む。


面接がはじまりまた世界が歪む。

あれだけ覚えた志望動機が飛ぶ。

難波あたりで落としてきたに違いない。

自分の発する言葉の一音一音が頭の中で異国語として響く。

何を言ってるのか全くわからなくなる。

宇宙空間にフワフワと浮いている脳。

ナスカの地上絵が俯瞰で見れる。

テツandトモM-1に出た時の場違い感。

かつみさゆりのボヨヨンラーメン。

デジモンバイス。

神剣ドラゴンクエスト

牙一族

RIZE with 市原隼人


走馬灯が終わった頃には、私はブックオフでハードボイルド小説と検索してヒットした本をレジに持っていっていた。

雨は心だけ濡らす (集英社文庫)

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あの日の事はよく覚えてない。


しかし面接が終わりドアを閉める瞬間、面接官がクレイ型に変わった気がするんだ。

履歴書禅宗


何度も何度も手書きで書き直すそれはまるでインベーダーゲームのようで気が狂いそうになる。

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いよいよ就職活動に精を出した私は、先日ホテルの面接に赴き砕け散り、今度はやけくその玉のように二社応募することにした。


良い志望動機を思いつき、ウキウキで就職センターに送って添削してみると、ハリウッド版ドラゴンボールを彷彿とさせる添削レイプで私の文体などどこにもありはしなかった。

他人の文体を破壊していくストロングスタイルにすこし痺れた。

気い狂て

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履歴書を何度も何度も書き直してはやり直し、

集中力が切れて平成29年などと未来の履歴書を書いてしまったり、ちょっとした漢字を間違えてしまったり、挙げ句の果てに電話番号間違えたり、精神修行でもしているかのように思えてくる。


履歴書を書くという行為は差し詰め坐禅のようであり、思ってもみないふとした瞬間に文字や数字を間違えてしまう。

坐禅も少し違うことを一瞬でも考えた瞬間に型が崩れてしまう。

就活生=禅僧という方程式もあながち暴論ではなく、無宗教と呼ばれる日本には無意識的に仏教が根付いているぜクール!

だから就活生はみんな死んだような顔をしている。修行僧は心を捨てなければいけないのだ。


日本社会と禅の因果関係を感じたところで

履歴書をサラサラと書き始めていたのだが、気づけばバックトゥーザフューチャーのPART 2をhuluで観ていた。



なんという集中力の無さ。

これが坐禅なら和尚に釘と針を仕込んだ木の板で肩をぶち抜かれそうだぜ。


ちなみにこの前の面接を落ちた理由は、

ホテル業界の今後について聞かれたが、正直本当に特に興味なかったので、ダダイズム散文詩みたいな抽象言葉を放ったのが一番の理由だろう。

なにを言ったのかも覚えていない。

向こう様からしてみたら言語パフォーマンス師が突然シュール漫談を始めたようにしか見えなかっただろう。


ナメくさった態度で就活していてもどうせ受からないので、この腐りきった性根をなにかで治さなければならない。


あ、禅。



高速就活(スカッシュみたいな)

僕の就活が高速で急転し、面接が決まった。

四月から始めてこれで二社目である。

企業研究が過ぎてこじらせているな。


しかし、面接に関してなにも武器を持っていない。

あんな履歴書で通る企業は大丈夫なのか。

働くという字が間違っていてぎょうにんべんになっていたらしい。

一番の意思である、働きたいです!の働くを間違えているやつなんて働く資格など無いはずだ。


今日の朝、面接が決まったという電話があり、

タンタンタンとスカッシュ最中のシュールな音間隔のように日程まで完全に決まってしまった。

来週である。1週間も無い。どうしてくれよう。



就活だけのブログもそろそろつらいし、

やることが無くてDTMを駆使し久々にトラックを作ってみたものの自分の思いを曝け出すのがとても恥ずかしくて思考停止である。


立川談志はなんでM-1の審査員だった時、屋内でマフラー巻いてたんだみたいな、逃げソングしか作れないですね。

そういう曲を作るぞ。



しかし直球な歌詞もさることながらメロディー歌うのも恥ずかしくなってきたので考えものである。

ラップもなんか照れるし。


23歳とは自己表現が恥ずかしくなる年頃なのか。


尾崎豊のように自分の気持ちを惜しげも無く吐き出す人にはとても憧れるけど、自分がやるとなると確実に照れてしまう。


とにかくもう学校や家には〜の所は恥ずかして多分ボケてしまう。

夜の校舎窓ガラス壊してまわったって歌詞を書いてるときに我に返って消してしまう。

愛の消えた街

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カリスマは照れない。


凡人は照れる。


プロフェッショナル。


尾崎豊の佇まい、千原ジュニアさんの大喜利の出し方のように堂々としたいものである。

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志望遊戯

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就職活動には志望動機が必要である。
要はお前がどうしてうちに入りたいんだ?ほかでもよくね?を打開するためだ。

今その志望動機がまったく思いつかないのである。
お姉ちゃんが勝手に応募してたとか
友達の付き添いで応募したとかジャニーズ式の志望動機が許されれば就職活動も容易である。

しかしそうはいかない。
この求人どう?って聞かれたからホームページみてみたらなんとなくバイブス感じたんで応募しました。と本心をさらけ出してみたい。

地球最初の人類・アダムとイブの罪は林檎であったが、就活生の罪は本心をスラスラと捧げ出すことなのである。

別に褒めることもなかったので、立地とかを褒めた志望動機を添削で送ったらやはり突き返されてしまった。
一体どこを褒めれば喜ぶのか、企業も女の子も。

今、僕は汚い部屋で寝転がっている。
なにも思い浮かばない。
曲が思いつかないときのフランクザッパみたいなオーラを出している。
非常にアーティスティックである。

やはり建物の質とか立地とか土の質とか、
そういうのを褒めれば良いのだろうか。


なんか急に志望動機は企業へのラブレターとかいう就活セミナーで聞いた薄ら寒いワードを思い出して、僕はそろそろ毛布も出そうかと考えた。

C.R.E.A.M.

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僕の就活セミナー七日間戦争

大変である。


大変というのは大きく変と書く。

異常事態のことを指すが、それのように表しても良いくらい大変なのである。


事は先週の火曜日、アルバイトを終えた僕の携帯に一本の留守番電話が。

「お疲れ様です。私株式会社〇〇の鹿島(仮名)です。スケジュール確認をしたいのでこちらの留守番電話聞かれましたら、お手すきの時、アルバイトの休憩中など明日でも構いませんのでご連絡お願い致します。」

地獄の爆薬テロ天狗軍団、就活支援センターからである。

地獄(LIVE)

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もう就活とかめんどくさい死ねクソがくせぇし死ねとか言いつつある僕をいつまでも追いかけてくる追跡型弾道ミサイルとも称されている。



僕のアルバイト先というのが、深くは語れないがある理由と契約で仕事場に携帯電話を持ち込めないのである。

そして最近は始発から終電間際の月ー金フルシフトで入っており、就活支援センターがやっているのは平日の9:00〜18:00、連絡をする手段が全くないのである。これはリミット、オープン・ウォーターさながら完全に詰んでいる。詰み連絡で五三飛車王手である。


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しかし金曜日がお昼からのお仕事だったため、

少し遅れることにはなるがアルバイトだった事と今の状態を話せばなんとかなるであろうと放っておいた。

この楽観的伝達放棄がファイナルジェットコースター的死のカウントダウンの始まりであったことを今となっては深く感じられる。


そして淡々と水槽の中身をバケツにひっくり返してまた戻すような毎日を過ごし、あの金曜日が来たのである。

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【続く】


たのしい就職活動 –衰退記–


書く書くと意気込んで三日で筆を断つという

三日坊主を本当に体現した私であります。


気付けば暦は7月になり、

就職活動から3ヶ月、交通費がかさみ、お金がどんどんなくなり暇に殺されそうになった私は、今月初めに某遊戯施設に入りダラダラとフリーターと就活生の間をしている。(フリーター成分がとても多い)


たまに思い立ちブログを書こうとするのだが、

最近の職業訓練施設は初期のような俺は猛烈に感動している!的超スポ根感

はめっきりなくなり、怒られている奴も特におらず、しゃんとした背筋はしっかり曲がり、眠気が手を引く研修を週に一回ほどフリスクを食べながら受けるだけの生活である。


就活の進路はもちろん何にも決まっておらず、

紹介された求人にいちゃもんをつけ頭ごなしに断ったりしていると、ついに昨日SNS君の思考方向がこちらでは読み取れないので自分でちょっと探してくれ』と、完全に愛想を尽かされたのである。


嗚呼、我、就活大海原に投げ出された赤子。


1度だけ6月に知育玩具メーカーの面接を受けたが、面接室のソファーが今まで座った中でもトップクラスでフカフカであり「わぁ!フカフカだぁ!」などと末端アイドルの声で心の中で思っていると志望動機が何もかもぶっ飛び、


面「それでは自己紹介をお願い致します。」

俺「新しいSNSです!20XX年に〇〇専門学校を卒業し今にいたります!以上です!」

という人類最速であろう就職活動における自己紹介タイムを記録した。

そのあと特に食いいった質問もされず

その場で不採用の空気がわかる面接であった。


前日、面接の緊張を解くために「俺は最悪ダメなら水曜日のカンパネラみたいなミュージシャンになるぞ」と考えていたのだが、良い感じの曲が頭の中で完成しミニアルバム制作の段階まで思考している時間を自己紹介の練習に充てなかったのも不採用の原因であろう。

UMA <通常盤>

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大戦争が終わると平和ボケしてしまい、

気力がなくなってしまう。

そんな事を体現した三ヶ月であった。


しかし人は何かしら職を身につけなければ意味がないので手を打たなければならないのは事実である。


もう頭打ったら、宗教でも開こう。

宗教

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たのしい就職活動9日目

「顔も暗い、声も小さい、そんなんじゃあ何処の企業にも受かんないよ!」


講師は朝早く集まった僕らに罵声をかれこれ20分ほど浴びせていた。

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少林寺木人拳のつもりで巨大な建物に入ったが、どうやら違ったみたく、ここはつまり就職フルメタルジャケットであった。


朝一番の全員の表情・態度をことごとく否定した後、「なんで皆んなそんな暗い顔してるの!」という。

おいおい待ってくれ、反省の顔だこれは。なんて全員が思った言い訳も出来ぬまま、徴兵令で招かれた我ら兵士は黙ったままである。

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間髪も入れず、違う講師が2人体制で現れる。

片方が誰かに似てる気がしたが別にもうこの際それはどうでも良い。
最初は名前を呼ばれ点呼である。
「○○さん」
「はい…」
「もっと出せる筈よ、○○さん」
「はい…」
「んーん、もっと、もっと出せる筈」

ここでは挨拶・号令・笑顔・返事・思考・人生観に至るまで全てを調教されていく。

始まって数分経ちふと後ろを見ると、
さきほどもっと声を出せる筈と散々いびられた女の子はもう姿が無かった。最初の戦死者である。

「あら、これG-SHOCKね…」
講師の目が光る。次の獲物は小太りの男性だ。
「はい、これは!母から贈り物で貰いました!
「そんなこと聞いてないの!」
という一連のやりとりがツボに入り笑いを押し殺した。

それからは永遠と、返事は大きくだとか、言葉遣いだとかを軍方式で注意されていく。
講習中、質問には率先して手を挙げることを強いられた。
ここは一つかましてやろうと答えがまとまっていなくてもガンガン手を挙げまくった僕は、大尉たちから一定の評価をもらった。しかし特に嬉しくはない。僕はマシンガンを乱れ打つことで自己防衛していただけなのだ。

そして誰に似ているのか気づく、片方が鬼龍院翔に似ている。やはりどうでも良かった。
最初の休憩時間、11時になる頃には戦友たちも顔が就職火薬で真っ黒になっていた。

満身創痍の僕たちには休み時間にも課題を与えられる。就活生とは本当にこんな軍隊みたいなメニューをこなしていたのかと、震える。
いや多分、おそらくしていないし。

お昼が終わりプレゼン講習。
ある問題をグループワークで3分以内に答えをまとめて、前に出てプレゼンをしろ。という任務。
同じグループの女がアイデアを出さない癖にOKサインをなかなか出さない曲者だったが、なんとかギリギリで答えを出し、まとめ発表をする。

不穏な空気を鬼龍院翔、じゃないほうが出す。

「みなさんこれじゃあ前に出て朗読しているだけだわ!もっとプレゼンをしてください!アイデアを出し合って!今のぜんっぜんつまんないわ!」

ちょっと待ってくれ。
3分間で答えを出してさらに演出面で面白くするなんて不可能だ。

時間を用意してたかのようにもう一回練り直させられる。

なるほど、不条理こそ社会だ。

そんなのを朝の9時から18時半までこなし、
帰路に着いた。
あと2日、戦場に赴かなければならない。
モチベの置き場がわからない。



水曜日のダウンタウン
ダウンタウンクイズめちゃくちゃ面白かった。
研修終わったらご褒美にビジュアルバムを買おうか迷っているのであった。